令和4年 開山忌法要・能楽奉納

※この行事は終了しました。
梅窓院の開山祖、南龍和尚の御忌法要を行います。
開山上人へのご供養と報恩感謝の法要です。
また、法要後に能楽を奉納します。
なお、法要と能楽ともに一般の方も参列、鑑賞できます。
ともに費用はかかりません。

日 程
令和4年6月11日(土)
15:00 ~ 開山忌法要 於 2階 本堂
16:00 ~ 清興 (能楽) 於 2階 本堂
※予定は変更になる場合もございます。
能楽からのご鑑賞は行っておりませんので、法要からのご参列をお願い申し上げます。

入場料
 無料
演 目 半能「橋弁慶」はんのう はしべんけい

あらすじ
武蔵坊弁慶が五条天神に参詣に行こうとしたところ、従者から
「五条橋に化け物の様な人斬り少年が出るので、お止めになった方が」
と進言されます。
一度は思いとどまる弁慶ですが、怖気づいたと思われてはならない。
自分が退治しようと五条橋へ行きます。橋では少年が女装して人が通るのを待っていました。
その姿を見つけた弁慶ですが、女だからとやり過ごそうとします。少年は弁慶の長刀を蹴り上げます。
怒った弁慶は長刀で少年に斬りかかります。力が強く皆に恐れられる弁慶ですが、
少年の身軽な動きに翻弄されついには降参します。
弁慶が少年に正体を問うと少年は、源牛若だと明かし二人は主従の誓いをし、牛若の御所へ帰るのでした。
元の話では、千本の刀を集める為に五条橋で人を襲っていた弁慶が、
あと一本に迫った夜に牛若に出会い家来になるというものですが、
能では牛若が人斬りで超人の様な存在に描かれています。
戦いの場面が見せ場で、子方がシテと渡り合い躍動する斬組みは見ごたえがあります。
能の初心者でも楽しくご鑑賞いただけます。

出 演 観世流能 橋本 忠樹(はしもとただき)
1974年京都生まれ。東京藝術大学音楽学部卒。
観世流シテ方橋本礒道長男。父及び故片山幽雪、片山九郎右衛門に師事。
3歳で初舞台。大学在学時には、観世流26世宗家 観世清和、故藤波重満、
故野村幻雪、各師に師事。若者に能楽の魅力を伝える新たな試みに挑戦し、
他ジャンルとの共演、お寺・神社やバーでの能公演など、
若者が気軽に能や日本の古典に触れられる機会を企画し公演を行っている。
また、実際に謡・仕舞を教え伝える事にも熱心で、京都・東京での稽古活動の他、
幼稚園・小学校等でワークショップを開き、幼少から日本の伝統文化である
「能」に触れることによって「本物」を見極める目を養う機会を提供している。

(公社)能楽協会会員・(一社)日本能楽会会員・(公社)京都観世会会員
能楽協会京都支部常議員・大正大学客員教授・和歌山大学非常勤講師
京都市DO YOU KYOTO?大使

【東京都に緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発出された場合】
能楽奉納を中止とし、法要の様子をライブ配信予定です。
お席のご用意はございませんが、お焼香頂けますので、宜しければ本堂へお参り下さい。
最新情報は梅窓院ホームページをご覧下さい。

※当日法要終了後(15:30頃より)出演者より能・演目の説明があります。また、演目のあらすじの資料を配布しますので、初めての方でも安心してご鑑賞頂けます。
※行程は変更になる場合があります。
※お車でのご来場はご遠慮下さい。
※どなた様もご参加いただけます。お申込みの必要はございません。
※団体での参加を希望される場合は、事前にご連絡をお願い致します。