令和6年 大施餓鬼会法要・浄土宗開宗850年慶讃記念法要(併修)


日  程
令和6年5月18日(土)

行 程

13:00~御説教
静岡県 海福寺住職
瀧沢行彦(たきざわぎょうげん)上人
祖師堂
14:00~大施餓鬼会法要・浄土宗開宗850年慶讃記念法要(併修)祖師堂

•法要終了後にお塔婆をお渡しいたします。
•場所は変更となる可能性もございます。

施餓鬼とは・・・

おせがき(お施餓鬼)は、その字の表すとおり、「餓鬼に施すため」の法要という意味を持っています。
餓鬼とは、物惜しみや嫉妬などの行いの報いとして、飲むこと食べることが自由にならない、飢えに苦しむ世界に堕ちてしまった衆生(人々)のことです。
たえず苦しみにあえぐ餓鬼たちに食べ物、飲み物を施し、それらの苦しみから離れて、浄土に往生することを願ってお念仏の功徳を施す、それがおせがきの趣旨なのです。
そしてこの善行による功徳を、ご先祖さまや今は亡き大切なあの方へ、ご供養として振り向けることも、大きな眼目といえるでしょう。
先立たれた方々へのご供養はもちろんのことですが、私たちの心のなかに、ともに与え合い、支え合う布施の精神を確かめる機会としたいものです。

(参考文献:浄土宗出版,行事シリーズNO.259『おせがき』,2-3p.)

浄土宗開宗850年慶讃法要

本年は、法然上人が浄土宗を開かれて850年目にあたります。
善導大師の「阿弥陀仏を称えれば誰もが必ず救われる」という教えに出会い、南無阿弥陀仏と一心に念仏する「専修念仏」の教えは、850年経った今でも、人々の間に大切に伝えられてきました。
梅窓院では大施餓鬼会法要の機会に850年の法縁に感謝して慶讃法要を奉修いたします。