令和7年 十夜法要・法話
浄土宗が大切にする念仏を称え、五穀豊穣に感謝する四季折々の季節感が溢れる日本ならではの行事です。
今年は本堂で法要、西沢正彦上人の法話をお届けいたします。

【日 程】
令和7年11月15日(土)
●十夜法要 14:00~ 会場:2階 本堂
●法話 法要終了後~ 会場:2階 本堂
講師:西沢正彦上人
※予定は変更になる場合がございます。
十夜法要とは
十夜法要とは、約550年前に伊勢守平貞経(いせのかみたいらのただつね)の弟、貞国(さだくに)が、京都にある天台宗の真如堂で修したものが始まりです。後に浄土宗鎌倉光明寺でも行われるようになり、浄土宗ではなくてはならない法要として現在に至っております。
もとは陰暦10月5日の夜より、15日の朝の十日十夜に渡って行われるもので、その間不断念仏を唱えて別時の念仏を修し、阿弥陀様のお慈悲に感謝するものです。今日では5日、3日あるいは1日と期間は短くなりましたが、浄土宗の経典「無量寿経」にも、「この世で十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれております。
この大切な法要に参加し、仏の国での千年にも勝る善行を是非積んでいただきたいと思います。
