令和5年 大施餓鬼会法要
※この行事は終了しました。
日 程
令和5年5月20日(土)
行 程
13:00~ | 御説教 北海道 大然寺住職 大高有光(おおたかゆうこう)上人 | 祖師堂 |
14:00~ | 大施餓鬼会法要 | 祖師堂 |
•法要終了後にお塔婆をお渡し致します。
•場所は変更となる可能性もございます。
施餓鬼とは・・・
おせがき(お施餓鬼)は、その字の表すとおり、「餓鬼に施すため」の法要という意味を持っています。
餓鬼とは、物惜しみや嫉妬などの行いの報いとして、飲むこと食べることが自由にならない、飢えに苦しむ世界に堕ちてしまった衆生(人々)のことです。
たえず苦しみにあえぐ餓鬼たちに食べ物、飲み物を施し、それらの苦しみから離れて、浄土に往生することを願ってお念仏の功徳を施す、それがおせがきの趣旨なのです。
そしてこの善行による功徳を、ご先祖さまや今は亡き大切なあの方へ、ご供養として振り向けることも、大きな眼目といえるでしょう。
先立たれた方々へのご供養はもちろんのことですが、私たちの心のなかに、ともに与え合い、支え合う布施の精神を確かめる機会としたいものです。
(参考文献:浄土宗出版,行事シリーズNO.259『おせがき』,2-3p.)