〒107-0062 東京都港区南青山2丁目26-38
TEL 03 (3404) 8447 (代) / FAX 03 (3404) 8107

文字の大きさを変更

平成29年度 増上寺御忌詠唱奉納大会

梅窓院詠唱会のごあんない

増上寺大殿にて

第36回 増上寺御忌詠唱奉納大会
平成29年(2017)年4月3日・4日と大本山増上寺にて<御忌詠唱奉納大会>が行われました。
今年は4月3日に<涅槃和讃>を奉納いたしました。

涅槃という言葉ですが、炎を吹き消す、あるいは吹き消された状態のことをいいます。
一切の欲望や煩悩の火を吹き消した状態をいうので、煩悩がないというのは悟りの境地に達したということなので、言葉の意味から転じて、死を表す言葉でお釈迦様の入滅(亡くなられた)時のご様子を和讃にしたものです。
梅窓院でも、大きな涅槃図がございますので、お檀家様にご覧いただいております。

和讃の歌詞に<沙羅の木>と出てきますが、インドの常緑高木です。日本では夏椿をサラの木と見立てています。実際は全然違う花です。
お釈迦様の臨終間際の歌詞には人は勿論ですが、あらゆる生き物が嘆き悲しみ、嗚咽する声が天まで響くほど大きく、涙は地を洗うほど流れ出て、鶴の林の色が変わったといいます。鶴林ともいいこれが、<沙羅の木>の花のことをいいますが、花を咲かせる時期ではないのに、一斉に咲きそして枯れたといいますから、スペクタクル映画のような光景が広がります。そういうことを想像しながらお稽古をいたしました。


梅窓院詠唱会のごあんない
梅窓院詠唱会のごあんない



ちょっといい話

涅槃和讃のお稽古中に歌詞の中で<鶴の林の花の色>とあります。

<鶴の林>とはどういうことか、その歌詞の意味が今一つ納得出来ずにお稽古をしておりました。
それが、今年の元旦に謎を解くきっかけとなったことがありました。

詠唱会のお仲間に能楽の達人がおり、元旦の朝にNHKのテレビ番組<西行桜>に出ておられました。
拝見しておりますとその謡曲の中の一節<鷲の御山(みやま)の花の色 枯れにし鶴の林まで 思ひ知られて あはれなり>とテレビ画面の下の方で字幕が出ておりました。
これは、お釈迦様が亡くなった臨終間際の歌詞、涅槃和讃に通じるもので<鶴の林>というキーワードに私はハッとしました。
これはもうわからなかったら調べなさいということですよね。
それで調べてみましたら<鶴の林>とは沙羅双樹のことで、花が散る様を<鶴の林>と表現したことがわかりました。
とても勉強になりました。

増上寺御忌詠唱大会 活動報告

平成29年度
平成29年4月3日 増上寺大殿にて
平成28年度
平成28年4月3日 増上寺大殿にて
平成27年度
平成27年4月3日 増上寺大殿にて
平成26年度
平成26年4月4日 増上寺大殿にて
平成25年度
平成25年4月3,4日 増上寺大殿にて
平成24年度
平成24年4月10日 増上寺大殿にて
平成22年度
平成22年4月4日 増上寺大殿にて
平成21年度
平成21年4月3日 増上寺大殿にて
平成20年度
平成20年4月3日 増上寺大殿にて
平成19年度
平成19年4月3日 増上寺大殿にて
平成18年度
平成18年4月3日 増上寺大殿にて
平成17年度
平成17年4月3日 増上寺大殿にて
平成16年度
平成16年4月3日 増上寺大殿にて
平成15年度
平成15年4月3日 増上寺大殿にて
平成14年度
平成14年4月4日 増上寺大殿にて
平成13年度
平成13年4月4日 増上寺大殿にて
平成12年度
平成12年6月29日 傳通院にて

ご入会問合せ

授 業 日 第2・第4 土曜日 14:15 ~ 16:15
場 所 梅窓院内(椅子席)
講 師 泉 博美(詠唱教司1級)
お茶代として 毎月1,000円
お問合せ 詠唱担当 泉 博美
Tel 03-3404-8447
もしくは、こちらよりお問い合わせください。


途中から入られても心配ありません。
ご興味がありましたら、ぜひ一度見学にいらして下さい。