令和元年 開山忌・能楽法要

※この行事は終了しました。
梅窓院の開山祖、南龍和尚の御忌法要を行います。
開山上人へのご供養と報恩感謝の法要です。
また、法要後に能楽を奉納します。
なお、法要と能楽ともに一般の方も参列、鑑賞できます。
ともに費用はかかりません。

日 程
平成30年6月9日(土)
14:00 ~ 写経 於 2階 客殿
15:00 ~ 開山忌法要 於 2階 本堂
16:00 ~ 清興 (能楽) 於 2階 本堂
※予定は変更になる場合もございます。
能楽からのご鑑賞は行っておりませんので、法要からのご参列をお願い申し上げます。

入場料
 無料
演 目 半能「熊坂」はんのう くまさか

あらすじ
旅の僧が美濃国 赤坂の宿に着くと、一人の僧に呼び止められ、今日はある者の命日だから弔って欲しいと言って、自分の庵に案内する。そこには仏像が一つも無く、多くの武器が並んでいるので不思議に思い訊ねると、僧は「山賊や夜盗に襲われた人を助ける為に武器を置いてあるのだ」と教えます。やがて夜も更け、僧は旅僧に寝るようにすすめ、自身も寝室に入るように見えたのですがその姿は消え、また庵室も消えただの草むらになってしまいました。旅の僧が読経していると熊坂の霊が現れ、吉次一行を襲撃した様、またその中に牛若丸が居て返り討ちに合った様を語り、旅僧に回向を頼んで消えるのでした。
半能では、熊坂の霊が現れ牛若丸に討たれた事を物語るところを上演します。
牛若丸との激闘を鋭い長刀さばきにて再現し、ダイナミックな動きを見せるのがこの能の見所です。

入 場 料 無料

出 演 観世流能 橋本 忠樹(はしもとただき)
1974年京都生まれ。東京藝術大学音楽学部卒。
観世流シテ方橋本礒道長男。父及び故片山幽雪、片山九郎右衛門に師事。
3歳で初舞台。大学在学時には、観世流26世宗家 観世清和、故藤波重満、
故野村幻雪、各師に師事。若者に能楽の魅力を伝える新たな試みに挑戦し、
他ジャンルとの共演、お寺・神社やバーでの能公演など、
若者が気軽に能や日本の古典に触れられる機会を企画し公演を行っている。
また、実際に謡・仕舞を教え伝える事にも熱心で、京都・東京での稽古活動の他、
幼稚園・小学校等でワークショップを開き、幼少から日本の伝統文化である
「能」に触れることによって「本物」を見極める目を養う機会を提供している。

(公社)能楽協会会員・(一社)日本能楽会会員・(公社)京都観世会会員
能楽協会京都支部常議員・大正大学客員教授・和歌山大学非常勤講師
京都市DO YOU KYOTO?大使

※写経は奉納料1000円頂戴致します。(事前申込制・定員38名)
※当日法要終了後(15:30頃より)出演者より能・演目の説明があります。また、演目のあらすじの資料を配布しますので、初めての方でも安心してご鑑賞頂けます。
※行程は変更になる場合があります。
※お車でのご来場はご遠慮下さい。
※どなた様もご参加いただけます。お申込みの必要はございません。
※団体での参加を希望される場合は、事前にご連絡をお願い致します。